肩こりってなんで起きるの?

肩は、頭と肩を支えているため負担がかかりやすい場所です。肩は成人で約５キロの重たい頭を支えています。同じ姿勢でのデスクワークや眼精疲労、運動不足による血行不良、ストレスによる筋肉の緊張、寒さによる筋肉の緊張、自律神経の乱れで筋肉が疲れると、筋肉が硬くなり、血管を圧迫し、血流が悪くなっていきます。これらが原因で、肩こりが始まります。

血流が悪化すると、脳が不快感や痛みを感じ、筋肉がさらに硬直し、悪循環に陥ってしまいます。長年の肩こりはほぐしたときは楽になった感じはありますが、時間が経過するごとにまた筋肉が硬くなってしまいます。

当治療院で患者様が訴える肩こりが起きる５つの原因

・同じ姿勢でのデスクワーク

［前かがみの姿勢は特に頭の重さを支えるのに負担がかかりります。多くの人は首が少し前に出て肩を内側に巻くような姿勢をとっている傾向にあります。］

・眼精疲労

［細かい文字を見続けていると目のピントを合わせる筋肉が疲労します。］

・運動不足による血行不良

［筋肉は動くことで血液を運ぶポンプの役割をしています。ポンプ作用が低下すると血行が低下します。］

・ストレス

［仕事の忙しさ、人間関係、睡眠不足などストレスを強く感じると血管を収縮させて血流を悪くさせてしまいます。］

・寒さによる緊張

［外気温の低下により身体が冷えて血行が悪くなります。また、外を歩くときに肩をすくめて歩くことも要因です。］

・自律神経の乱れ

［身体を動かす神経(交感神経)と身体を休める神経(副交感神経)のアンバランス。］

当院では、原因に対して施術をしていくので、リラクゼーションのマッサージや痛い場所だけを施術する整体とは違います！！

当院では、深いゆったりした呼吸によって筋膜のゆがみを整えることで全身の骨格を正しい位置にしてバランスのとれた筋肉の使い方ができて、疲労しにくい身体を作っていきます。その結果、ズレた骨格や緊張が強い筋肉に圧迫されていた血管やリンパが開放され、血液循環やリンパ液の流れがよくなり、肩こりがよくなります。

筋膜のゆがみで肩こりが慢性化してしまうのは、普段の姿勢にもあります。筋膜は可逆性という性質を持っているので、同じように同じ動作を毎日重ねることで筋膜は、効率化を覚えてその姿勢に固定化されてしまいます。また、運動せずにじっとしていることも筋膜の歪みにつながります。

それが肩こりがなかなかよくならない主な要因です。肩こりを作っている動きの癖を修正していく必要もあります。筋膜のゆがみをなくして、肩こりがない楽な状態につなげていきましょう。